シャッ、という音を立てて、青年は勢いよくカーテンを開けた。
「気分はどう?ボクのオモチャさん」
諦めたのか、ベットの上で縄で雁字搦めにされた男は、暴れるのをやめて、ただ青年を睨み付けていた。
しかしその表情から焦りが抜けきっていないところを見つけると、青年は口元を笑みで引きつらせる。
青年は男の横にふわりと座った。まるでオモチャを見つけてはしゃぐ子供のように……。
「今日はとっておきのオモチャを用意してるんだよ。君用のね。……嬉しいでしょ?」
青年の問いかけに、男は一瞬恐れを見せたが、また睨み付ける。
「その顔、そそるね」
青年は不気味に、無邪気に笑うだけだ。
「その口の布、とってあげるよ」
青年は慣れた手つきで、男の口元の布を外した。
男の荒い呼吸があらわになる。
「……悪趣味め」
「うん、自分でもそう思う」
青年は男の薄い身体を撫でた。
「ボクのオモチャ遊びに最後まで耐え抜いたのは、後にも先にも君が初めてだ」
青年は白衣の内側に潜めていた鞭も、大事そうに撫でた。
「ボクの鞭を受けて、狂わなかったのは、君が最初。………だから、ボクと君は、多分こうなる運命なんだと思うよ」
「…………クソガキが」
男は青年に屈さず応えた。
「お前のような若造が、運命なんぞ語れるものか」
「じゃぁその若造に縛られてる君は……、何なんだろうねぇ?」
男の苦しそうな声に対し、青年はとても嬉しそうな声で言った。
そして男の上にまたがり、男の顔に自分の顔を近づけ、言い放つ。
「そのひねくれた態度、相変わらずだねぇ……どうしても気にくわない。だからボクは君と遊び続けるよ。………いつかきっとその老いた目から涙を溢れさせて、その口から『ごめんなさい』って言わせてやるんだ」
青年は男の目にささやかな恐怖があることを見逃さなかった。
しかし男は決心したように、青年に強い瞳を向けた。
「やってみろよ、若造。………やれるものならな」
青年は顔を話すと、ニヤリと笑った。
「………やっぱり、それでこそ君だ」
青年は男を拘束していた縄を解いた。
男は乱れた服装を整えながら、痛々しい手首のロープの痕を眺めていた。
青年は、少し切ない顔でそれを眺めた。そしてそれを悟られないように、男へ背を向け、呟くように言った。
「………今日も、君の家に遊びに行くから」
男は無機質に青年の背中を眺め、少し考えてから、ドアへ向かって歩いていった。
そして青年には顔を向けず
「………好きにしろ」
と言い放ち、出て行った。
背を向けていた青年の口元に、微かに安堵の笑みが見えた。
茶番サーセン\(^0^)/
そろそろ脳みそがヤヴァイです。え?知ってる??
多分年齢制限かける程のものでもないよね!?ね!!!(
まぁ、このあとお家でアッー!!………かどうかはご想像にお任せします(自重
お察しの方はいるのかしら。
青年ってのは表のブログにいたギルバート君です。
男っていうのは、まぁ後々出てくると思いますが………。
オフ友さんには「あの死に神さんだよー」とでも言っておく(爆
別にSMが趣味とかそう言うんじゃなくて、ギルバートはオモチャを大事にしすぎて壊しちゃう子っていうことです。でも、自分の中でそれがとても嫌なんです。
そしておっさんはそれに付き合ってあげてるって感じかな。
まぁ、このCPもここでは頻出することでしょう………(
おっさん受好きーだからしょうがないよね。
同士様は楽しんで頂ければ幸いです。
誰が自重するか!!!(((
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